スキーが曲がってしまいましたが、修理はできますか。
トップやテール付近の僅かな曲がりであれば、修理ができるケースがございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断いたしますが、曲がり修理は作業中に板が折れる可能性があることはご了承ください。
スキーが剥離してしまいましたが、修理はできますか。
修理が可能なケースは多くはありませんが、剥離箇所や程度によって、修理ができる場合はございます。接着面が剥がれている状態であれば、再度接着できることもありますが、衝撃などで心材が割れていると修理ができません。
サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断させていただいます。
トップシート(表面)の傷は、修理ができますか。
スキーは、エッジで傷が付くことを考慮して造られていますので、浅い傷であれば、そのまま使用していただいて大丈夫です。深い傷の場合は、範囲が広くなければ、エポキシ系樹脂で埋める修理を行います。修理箇所の色は、元の色にはなりませんのでご了承ください。
滑走面の傷は、修理ができますか。
傷の状態にもよりますが、大抵の傷は修理することができます。専用の補修材を溶かして傷を埋めて、余分な部分をフラットになるまで削る作業となりますので、通常はチューンナップに出していただくことをお勧めしております。アトミックのファクトリーチューンナップは、傷の補修作業も含まれています。
下地が見えるほどの深い傷の場合は、滑走面の切り貼り作業が必要になることもございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断させていただいます。
滑走面が白く毛羽立ってしまっていますが、直すことはできますか。
滑走面の状態にもよりますが、チューンナップに出していただければ、滑走面を研磨する工程で、毛羽立った表面はある程度削り取ることができますので、滑走性は良くなります。
スキーの滑走面は、滑走中に雪面との摩擦やエッジングの圧力がかかっています。滑走面はポリエチレンで製造されており、ワックスはポリエチレン分子の非結晶部分の微細な隙間に染み込みます。ワックスが適度に塗られていないまま摩擦が加わると、その部分が毛羽立ってしまい、滑走性が損なわれてしまいます。
良く滑るスキーはターンもスムーズに行えますので、いいコンディションを保つために、チューンナップに出した後は定期的にワックスを塗ることをお勧めいたします。
トップのキャップ(プロテクター)が脱落してしまいましたが、修理はできますか。
キャップとスキートップ部分に破損や変形がなければ、修理は出来ます。キャップが破損している場合、紛失した場合は、スペアパーツがあれば、修理は可能です。
トップのキャップは、スキーのプロテクション機能もありますので、スキーの破損を防ぐためにも、外れたまま使用し続けることは避けていただき、修理をすることをお勧めいたします。
サーボテック、ダブルデックのスクリューが脱落してしまいましたが、修理はできますか。
スキー側の穴に破損がなく、スクリューや一緒に脱落したパーツがあれば、修理は可能です。スクリューやパーツを紛失してしまっても、サービスセンターに修理用パーツがある場合がございます。
スクリューは規定のトルクで取り付けてありますので、緩めたり、取り外したりしないようにお願いいたします。