ブレーキが変形してしまいましたが、修理はできますか。
ビンディング解放時に雪面に接するアーム部分の曲がりは、ブレーキを交換しなければなりません。パーツがあるモデルであれば、修理は可能です。
アームが変形したままでは、ブレーキの機能が損なわれますので、ご使用はお控えください。
ブレーキのペダル(ブーツで踏む部分)が破損してしまいましたが、修理はできますか。
パーツがあるモデルであれば、ブレーキを交換する修理は可能です。しかし、プラスチック製のペダル部分の破損は、多くの場合、素材の劣化によるものです。製造から5年以上経過したビンディングは、他の部分も劣化している可能性がありますので、修理ができない場合がございます。安全にスキーを楽しんでいただくためにもご了承ください。
また、ブーツの底に付着した雪や氷を落としてから、ビンディングに装着するようお願いいたします。
AFD(Antifriction Device)が破損、脱落してしまいましたが、修理はできますか。
AFDはパーツがありますので、取り付け部分に損傷が無ければ、修理は可能です。AFDは、ビンディングが解放する際に、ブーツの底がスムーズに動くように摩擦を軽減するパーツです。破損していなくても、表面に深い傷がある場合は、交換した方がいいケースもございますので、アトミック取扱店で確認していただくことをお勧めいたします。
また、ブーツの底に付着した雪や氷、土や小石などの汚れを落としてから、ビンディングに装着するようにお願いいたします。
解放値の目盛りが動かなくなってしまいましたが、修理はできますか。
内部が破損していることも稀にありますが、スクリューを最小解放値より緩めてしまい、インジケーターを動かすパーツが外れてしまっていることが多いです。緩めすぎが原因であれば、修理ができるケースがございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断いたします。
安全のためにもS-B-B(Ski-Binding-Boots)認定整備技術者による取り付け、調整をしたビンディングを、お客様ご自身で調整することはお勧めしておりません。